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2025.06.03更新

【亀戸駅近く】歯医者が教える「歯がしみる原因」と正しい対処法とは?

 

こんにちは。江東区亀戸の歯医者「亀戸WADA歯科・矯正歯科」です。

「冷たい水を飲んだときに歯がしみた」「歯ブラシが当たるだけでピリッとする」など、歯がしみる症状を経験されたことはありませんか?一見些細な違和感に感じるかもしれませんが、実はこうした症状には必ず原因があります。そして、原因に応じた適切なケアを行わない限り、症状は悪化し、虫歯や歯周病へとつながってしまう可能性もあるのです。

 

本記事では、歯がしみる原因を深く掘り下げたうえで、予防と対処の方法、そして歯科医院での具体的な対応についてわかりやすく解説します。歯の健康を守りたいすべての方にとって、役立つ情報をお届けいたします。

 

目次

・歯がしみるとは?その正体は「知覚過敏」
・しみる原因はひとつではない
・放置は危険。早めの受診が大切です
・日常生活でできる予防と対処法
・歯科医院での専門的なケア
・亀戸で歯がしみるお悩みがある方へ
・まとめ

 

歯がしみるとは?その正体は「知覚過敏」

歯がしみる症状の多くは、「知覚過敏(ちかくかびん)」と呼ばれる状態によるものです。
知覚過敏とは、冷たい・熱い・甘い・酸っぱいといった刺激が、歯の内部にある神経(歯髄)に直接届いてしまい、鋭い痛みや違和感を感じる状態です。

 

本来、歯の表面は「エナメル質」と呼ばれる硬い組織で覆われており、外からの刺激から神経を守っています。ところが、加齢や生活習慣、歯周病などの影響でエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がって「象牙質」が露出すると、その内側の神経に刺激が届きやすくなり、知覚過敏の症状が出るようになります。

 

しみる原因はひとつではない

知覚過敏の原因は一つではなく、複数の要因が重なることで発症することがほとんどです。

 

たとえば、日頃から強い力でゴシゴシと歯を磨いていると、エナメル質が徐々に削れ、象牙質が露出してしまうことがあります。特に硬めの歯ブラシを使っている方や、横方向に力を入れて磨く癖がある方は注意が必要です。

 

また、就寝中の歯ぎしりや、日中の食いしばりなども原因になります。これらの習慣によって歯に微細なヒビが入り、刺激が内部に届きやすくなるのです。

 

さらに、歯周病が進行すると歯ぐきが下がり、歯の根元が露出します。この部分は本来エナメル質で覆われておらず、非常に敏感なため、ちょっとした刺激でもしみやすくなります。

 

放置は危険。早めの受診が大切です

しみる症状を「我慢できるから大丈夫」と軽視してしまう方も少なくありませんが、それは非常に危険です。
知覚過敏と似た症状を持つ初期虫歯や歯周病が潜んでいる可能性もあり、放置することで症状が悪化し、最終的には神経を取る処置が必要になることもあります。

 

また、歯がしみることで片側だけで噛む癖がついたり、食事や歯磨きが億劫になったりすることで、噛み合わせや全身の健康にも悪影響を及ぼします。早めに原因を明らかにし、適切な対処をすることが、長期的な口腔の健康を守るためには欠かせません。

 

日常生活でできる予防と対処法

知覚過敏は、日常のケアを見直すことで予防・改善が可能です。
まず重要なのは、歯磨きの方法です。硬い歯ブラシを使って強い力で磨くのではなく、毛先のやわらかい歯ブラシを使って優しく丁寧に磨くようにしましょう。特に歯ぐきとの境目を強く擦らないように注意が必要です。

 

また、知覚過敏専用の歯磨き粉を使うことで、象牙細管を封鎖し、神経への刺激を軽減できます。フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化を促進し、エナメル質の強化にもつながります。

 

飲食の面では、酸性の強い食品や飲み物(レモン、酢、炭酸飲料など)を摂った後は、すぐにうがいをして口腔内を中和することが効果的です。摂取直後に歯を磨くとエナメル質が削れやすいため、30分程度時間をあけてからのブラッシングがおすすめです。

 

歯科医院での専門的なケア

症状が続く、または原因が明確でない場合は、歯科医院での診断と治療が必要です。
当院では、まず丁寧なカウンセリングと診査を行い、しみる原因を特定したうえで、患者さまに適した治療法をご提案しています。

 

象牙質が露出している部分には、知覚過敏抑制剤やコーティング剤を塗布する処置を行うことで、刺激の伝達をブロックします。症状の程度によっては、コンポジットレジン(白い詰め物)で保護する方法も選択肢となります。

 

歯ぎしりが原因の場合には、夜間用のマウスピース(ナイトガード)を作成し、歯への負担を軽減します。必要に応じて、虫歯や歯周病の治療を並行して行うことで、症状の根本解決を図ります。

 

亀戸で歯がしみるお悩みがある方へ

歯がしみる症状は、原因を正しく把握し、適切なケアと治療を受けることで改善できます。
我慢して放置するのではなく、症状が軽いうちに歯科医院でチェックを受けることが大切です。

 

亀戸WADA歯科・矯正歯科では、地域の皆さまのお口の健康を守るため、丁寧な診断と個別対応を心がけています。
「歯がしみるのはなぜ?」「どんな治療が必要?」という疑問をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆さまのお悩みに真摯に向き合います。

 

江東区亀戸駅から徒歩5分の歯医者・歯科

亀戸WADA歯科・矯正歯科

住所:東京都江東区亀戸1丁目31−7

TEL:03-5875-2222

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