セラミックが取れた場合の対処法②
2023.06.30更新
亀戸WADA歯科・矯正歯科です。
今日は、セラミックが外れた際にどのように対処すべきかについてご案内いたします。
『自分での再接着は推奨されません』
明言しておきますが、自己判断でセラミックを接着する行為は絶対に避けてください。一般の方が適切にセラミックを固定することはほぼ不可能です。
また、口腔内に入れると健康に悪影響を及ぼす可能性のある接着剤も存在します。更に、雑菌が付いた状態で歯にセラミックを固定すると、残った歯が虫歯になるリスクや、歯根部分に膿が溜まる危険性があります。
さらに、接着剤はセラミックや歯に強固に付着することが多く、その除去は非常に困難です。そのため、歯科医院でも歯を削る必要が出てくることがあります。そして、その「歯を削る作業」は追加の治療費が発生します。
『脱落したセラミックを無視するのも避けてください』
また、セラミックが取れたまま放置するのも適切な対処法ではありません。その歯が虫歯になる可能性があるからです。
歯が割れたり、欠けたり、痛みを感じる可能性もあるため、早急に歯科医へ相談しましょう。
さらに、「片側だけで咀嚼する状態」が長く続くと、顔全体のバランスを崩したり、顎関節症のリスクを高めたり、ほうれい線が目立つようになったりする問題が生じます。
これだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがありますので、早期の対策が必要です。
この情報が少しでも役立つことを願っています。
今日の話は以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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