和田デンタルクリニック亀戸です。
『矯正治療をする際に、健康な歯を抜くこともあると聞きましたがそれはなぜですか？』
というご質問に本日はお答えしていきます。
歯並びや咬み合わせの改善をする上で、抜歯をして矯正治療をした方がメリットが大きい場合に行うことがあります。
もちろん、歯科医師も抜きたくて抜いている分けではなく、できるなら抜歯をせずに歯並びをキレイにしたいと思っております。
ですが、患者さんによって、「歯の大きさ・顎の大きさ・上下顎の位置関係」などお口の状態は異なります。
その中でも下記のような場合には、抜歯という選択をすることになります。
『1．顎の大きさよりも歯が大きすぎる場合』
顎の大きさを拡大したり、歯列を拡大することである程度でしたら対応することができます。
ですが、顎の歯が並ぶスペースに対して、歯が大き過ぎる場合は、抜歯をして歯を並べるためのスペースを作る必要があります。
『2．上下顎のズレが大きい場合』
上下の顎のズレが大きい場合、外科的な処置により改善する方法もありますが、手術は避けたいという方も多いと思います。
そのため、抜歯によりスペースを多めに確保することで、咬み合わせのズレの改善が可能になります。
矯正治療でお悩みの方は、歯科医師に相談をしてどういった治療方法が合っているのか質問してみましょう。
本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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