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2020.10.26更新

歯周病と肥満の関係性

 

和田デンタルクリニック亀戸です。
本日は歯周病と肥満の関係性についてお話します。


歯周病は肥満の原因となり、肥満が歯周病を悪化させることが、様々な研究から明らかになってきています。

九州大学の調査では、「BMIが20未満(やせ、正常)の人を1」とすると、

「BMIが20~24.9(正常)の人は1.7倍」

「25~29.9(肥満1度)の人は3.4倍」

「30以上(肥満2度以上)の人は8.6倍」

も歯周病になるリスクが高くなるという結果になりました。


《肥満になると歯周病になりやすい理由》
脂肪組織で作られる「TNF-α」という物質は、歯を支える骨を溶かし、歯周病を発症・進行させる作用があります。

肥満の人は、このTNF-αがより多く作られます。
そのため、歯を支える骨はより多く溶かされ、歯周病が発症・進行しやすくなると考えられています。

 

また、肥満が原因で糖尿病になり血糖値が高くなると、唾液や歯肉のブドウ糖の量も増加します。

細菌にとってブドウ糖は栄養源となるため、細菌の活動は活発化し歯肉に悪影響を及ぼすのです。


まずは、正しい歯磨きを徹底しましょう。そして、歯科医院に定期的に通いクリーニングをおこないましょう。

 

以上となります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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『和田デンタルクリニック亀戸』
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