
「歯医者の予約日が近づくと、なんだか憂鬱になる…」
「待合室でキーンという音を聞くだけで、心臓がドキドキしてしまう」
正直にお話ししますと、私自身も子供の頃は歯医者が大の苦手でした。
何をされるか分からない恐怖、独特の消毒液のにおい、そして何よりあの「痛み」。大人になった今でも、当時の記憶は鮮明に残っています。
こんにちは。亀戸WADA歯科・矯正歯科、院長の和田です。
だからこそ、私は歯科医師として「患者さまに自分と同じ思いはさせたくない」という強いこだわりを持っています。
「痛くない治療なんて本当にあるの?」と疑いたくなる気持ちもよく分かります。完全にゼロにすることは難しい場面もありますが、現代の歯科医療技術と、私たち医療側の工夫によって、限りなく「無痛」に近づけることは十分に可能です。
この記事では、かつて歯医者嫌いだった私が院長として実践している「痛みに配慮した治療」の裏側を、包み隠さずお話しします。
読み終わる頃には、「これなら少し頑張ってみようかな」と肩の荷が下りていることを願っています。
目次
- そもそも、なぜ歯科治療はあんなに怖いのか?「痛み」と「不安」の関係
- 「麻酔の注射が一番痛い」という矛盾を解決する4つのステップ
- 「いつ痛くされるか分からない」不安を消すためのルール
- お子さまだけじゃない。「大人の歯科恐怖症」も恥ずかしくありません
- 院長の約束:あなたの「怖い」に徹底的に寄り添います
- まとめ:痛みへの恐怖心は、技術と対話で克服できます
1. そもそも、なぜ歯科治療はあんなに怖いのか?「痛み」と「不安」の関係
歯科治療における「痛み」は、実は物理的な痛みだけではありません。
「何をされるか分からない」という不安や、過去のトラウマによる緊張が、痛みを何倍にも増幅させてしまっているケースが非常に多いのです。
人間は緊張すると筋肉がこわばり、神経が研ぎ澄まされます。その状態で治療を受けると、少し器具が触れただけでも「痛い!」と脳が過剰に反応してしまいます。
逆に言えば、リラックスして「ここは安心できる場所だ」と脳が認識すれば、同じ処置でも痛みは驚くほど軽減されます。
ですから、当院ではいきなり治療を始めることはしません。まずは椅子に座っていただき、雑談を交えながら緊張をほぐす時間を何よりも大切にしています。
2. 「麻酔の注射が一番痛い」という矛盾を解決する4つのステップ
「治療の痛みを取るための麻酔が、一番痛い」
これは歯科治療における最大の矛盾であり、多くの患者さまが最も恐れる瞬間です。
この瞬間の苦痛を取り除くために、当院では以下の4つの工程を徹底しています。
STEP 1:表面麻酔(塗る麻酔)で入り口をガード
いきなり針を刺すことはありません。まずは歯ぐきの表面にジェル状の麻酔薬を塗り、数分間待ちます。これにより、針が刺さる瞬間の「チクッ」とした感覚を麻痺させます。
STEP 2:極細の注射針(33Gなど)を使用
鍼灸の針ほどの細さ(髪の毛程度)の「極細針」を使用します。針は細ければ細いほど、刺入時の痛みは少なくなります。
STEP 3:麻酔液を「人肌」に温める
実は、冷たい麻酔液が体内に入ると、その温度差が痛み(刺激)となります。専用の機器(カートリッジウォーマー)を使って、麻酔液を体温と同じ37度前後に温めておくことで、注入時の違和感を極限まで減らします。
STEP 4:電動麻酔器でゆっくり、一定に
手動の注射だと、どうしても注入圧力にムラが生じ、それが圧迫痛となります。コンピューター制御された電動麻酔器を使うことで、一定の超低速で薬液を浸透させることができ、気づかないうちに麻酔を効かせることが可能です。
3. 「いつ痛くされるか分からない」不安を消すためのルール
治療中、お顔にタオルをかけられて視界が遮られると、「いつ削られるのか」「いつ痛みが来るのか」と不安になりますよね。
この「予期せぬ痛み」への恐怖を解消するために、私たちは徹底した「声かけ」を行っています。
「今からお水をかけますね」「少し響く音がしますよ」と、次に行う動作を必ず事前にお伝えします。
また、患者さまとの間で「痛かったら左手を挙げてください」というルールを共有します。
これは単なる形式ではありません。「手を挙げたら、医師は絶対に治療を止めてくれる」という信頼感を持っていただくための約束です。
「自分でストップをかけられる」という安心感があるだけで、心理的な余裕が生まれ、結果的に痛みを感じにくくなるのです。
4. お子さまだけじゃない。「大人の歯科恐怖症」も恥ずかしくありません
「いい大人が歯医者が怖いなんて、笑われるんじゃないか…」
そう思って、足が遠のいている方はいらっしゃいませんか?
断言しますが、大人の方でも歯科恐怖症の方はたくさんいらっしゃいますし、それは決して恥ずかしいことではありません。
過去に抑えつけられて治療された経験や、痛みを我慢させられた記憶があれば、大人になっても体が拒否反応を示すのは当然の防衛本能です。
当院では、問診票に「歯科治療が苦手」「痛みに弱い」という項目を設けています。そこにチェックを入れていただければ、スタッフ全員でその情報を共有し、より一層の配慮を持って対応いたします。
「怖い」と言えることは、ご自身の身を守るための勇気ある行動です。どうか遠慮なくお伝えください。
5. 院長の約束:あなたの「怖い」に徹底的に寄り添います
「虫歯を放置してボロボロになってしまった。怒られるのが怖くて行けない」
そのようなお悩みもよく耳にしますが、私たち歯科医師が患者さまを責めることは絶対にありません。
むしろ、「勇気を出して来てくださってありがとうございます」という感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちは、ただ歯を治すだけの修理工ではありません。患者さまの心の負担を取り除き、笑顔で食事ができる日常を取り戻すサポートをするのが仕事です。
痛くない治療へのこだわりは、皆様に「ここなら通えるかも」と思っていただくための、私からの精一杯のメッセージでもあります。
6. まとめ:痛みへの恐怖心は、技術と対話で克服できます
歯科治療の「痛み」は、最新の設備と、患者さまの心に寄り添う技術によって、コントロールできる時代になりました。
「歯医者=我慢する場所」という古い常識は捨てていただいて構いません。
もし、恐怖心から治療をためらっている方がいれば、まずは「お話をするだけ」でも構いませんので、一歩踏み出してみてください。
あなたのペースに合わせて、無理のない範囲から治療を進めていきましょう。
亀戸エリアで痛くない歯科治療をお探しの方、歯医者が苦手でなかなか通えなかったという方は、ぜひ「亀戸WADA歯科・矯正歯科」へご相談ください。
院長をはじめ、スタッフ一同があなたの「怖い」を「安心」に変えられるよう、全力でサポートさせていただきます。






























