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2022.09.08更新

歯肉炎と歯槽膿漏の違いは何?

 

 

亀戸WADA歯科・矯正歯科です。
本日は「歯肉炎と歯槽膿漏の違い」についてお話しします。

 

歯槽膿漏を理解するためには、まず、歯周病の進行段階を知る必要があります。歯周病の進行は、多くの場合、以下のような段階を経て進行します。

1)歯肉炎(歯ぐきが赤く腫れてくる)
2)歯周炎-軽度歯周炎(歯ぐきから血が出る)
3)歯周炎-中度歯周炎(歯ぐきに膿がたまる)
4)歯周炎-重度歯周炎(歯がグラグラする)

 

歯肉炎は第一段階であり、その後歯周炎の段階まで進んでいきます。歯周炎は通常、3つの段階に分けることができます。それぞれ、「軽度」「中度」「重度」と呼ばれます。この1~4の段階を総称して「歯周病」と呼ぶことがあります。

では、歯槽膿漏という病気は、具体的にどのような病気なのでしょうか。歯槽膿漏とは、歯周病の昔の言い方で、現在では単に歯周病と呼ばれることが多くなっています。つまり、歯槽膿漏と歯周病は同じものと考えて差し支えありません。年配の方は、歯周病という言葉よりも、歯槽膿漏という言葉の方が馴染みがあるのではないでしょうか。

実は、漢字の「歯槽膿漏」という字に注目すると、「歯を支えている顎の骨(歯槽骨)から膿が漏れている」と読むことができるのです。よって、先ほどの段階の3または4のどちらかの状態を歯槽膿漏と呼ぶ、という意見もあります。しかし、一般の方は、歯槽膿漏と歯周病は、基本的に同じ病気を指していると考えていただいて構いません。

まとめると、「歯肉炎」は歯槽膿漏の第一段階であり、歯槽膿漏は、1~4をまとめた呼び方であるということになります。歯肉炎は歯槽膿漏の始まり、ということですね。

 

 
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。

 

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『亀戸WADA歯科・矯正歯科』
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